オリンパス社のご厚意で、内視鏡画像診断支援ソウフトウェアEndoBRAINの試用をさせていただいた。これは大腸内視鏡検査中の画像をAIが解析し、ポリープやがんなどの病変を検出すると、リアルタイムに音と画面上の色で警告し、検出位置を表示するものである。光源やスコープは新しい機種のもの(EVIS X1、PCF-H290I、PCF-PQ260I等)でないと対応できないが、意外と使いやすいものであった。病変が疑われる時のアラームやサインがもっと出るのではと思いきや、憩室や残便にはほとんど反応せず、かなり精度の高いものになっていた。さすがに接線方向や多量の泡のもとでは、病変の検出は難しかったが、また是非次回LST(側方発育型)病変でどのように反応するのか、見せてもらいたいものである。年単位でウフトウェアのヴァージョン更新がされているとのことで、近い将来若手内視鏡医の指導の際の補助目的や、動態視力の落ちてきたベテラン内視鏡医にとっても多いに頼りになる存在になるのではないだろうか。
EndoBRAIN試用報告
オリンパス社のご厚意で、内視鏡画像診断支援ソウフトウェアEndoBRAINの試用をさせていただいた。これは大腸内視鏡検査中の画像をAIが解析し、ポリープやがんなどの病変を検出すると、リアルタイムに音と画面上の色で警告し、検出位置を表示するものである。光源やスコープは新しい機種のもの(EVIS X1、PCF-H290I、PCF-PQ260I等)でないと対応できないが、意外と使いやすいものであった。病変が疑われる時のアラームやサインがもっと出るのではと思いきや、憩室や残便にはほとんど反応せず、かなり精度の高いものになっていた。さすがに接線方向や多量の泡のもとでは、病変の検出は難しかったが、また是非次回LST(側方発育型)病変でどのように反応するのか、見せてもらいたいものである。年単位でウフトウェアのヴァージョン更新がされているとのことで、近い将来若手内視鏡医の指導の際の補助目的や、動態視力の落ちてきたベテラン内視鏡医にとっても多いに頼りになる存在になるのではないだろうか。