内視鏡システム
Olympus社製の最新の内視鏡システムを導入しています。上部内視鏡は経鼻内視鏡、ハイビジョン内視鏡を含めた計4本(GIF-XP260N, Q-260, PQ-260, H-260)で対応、患者さんの要望、状態に応じて使い分けを行っています。下部内視鏡は硬度可変式内視鏡(PCF-Q260AI)を使用しており、S状結腸を通過する時と深部挿入する時とで硬度を変化させることで、より苦痛の少ない全大腸内視鏡検査が可能となっています。機器の洗浄は専用の超音波洗浄器(ENDSONIC)、内視鏡洗浄消毒装置(OER-4)、オートクレーブ装置を使用し、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに準拠して行っています。
電子カルテシステム
SANYO社製の電子カルテシステムとOlympus社製のファイリングシステムを独立した形で導入しています。電子カルテはオーダリング機能を最大限に利用することで、会計待ち時間の短縮に利用しています。またすべての内視鏡画像はサーバー付きのファイリング装置で一括して統合管理を行っており、一度受けていただいた内視鏡画像はすべてデジタル画像として保存されることになります。
回復室/処置室
内視鏡の前処置のため、或いは内視鏡検査後のリカバリールームとして回復室を2部屋設置しています。また大腸内視鏡検査を受けていただくため、ウォシュレット機能付きの専用トイレを2室用意しています。処置室では、注射、採血、点滴、検査の説明等を行っていますが、血圧測定、身長体重測定、心電図検査、尿素呼気検査(ピロリ菌の存在診断)等もここで行っています。緊急時の貧血、炎症反応(CBC, CRP)に関しては10分前後で調べることが可能です。