内視鏡マネジメントシステムSolemio QUEVを導入しました。これは日本消化器内視鏡学会が推し進めているJED(Japan endoscopy database)systemの入力を可能にするべく開発された最新版のモデルです。本来は内視鏡指導施設での必須化が予定されているsystemですが、但馬では初めての導入となりました。当初は複雑すぎて、診療に支障をきたすのではないかと心配しましたが、Type4であればテンプレート機能などを使い、慣れれば約1分程度の時間超過でこなせそうです。木村・竹本分類の記載が必須化されていたり、最新の内視鏡学会の用語が使用されていたりで、各症例の内視鏡診断を論理的に行うことができ、画像管理もより鮮明にできるようになりました。診療所においても、up to dateの消化器内視鏡学を実践できるようになっており喜んでいます。